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「第23回川に学ぶ体験活動全国大会in信濃大町」に参加しました。

2024年10月09日

9月28日、29日の両日にわたって、川に学ぶ体験活動全国大会が大町市で開催されました。この大会は平成10年に始まって今回で23回目の開催で、長野県内では初めての開催でした。

「北アルプス大町「水の学校」 ~川で学ぶ地域の防災力・教育力・観光力・再生可能エネルギー~」をテーマとして、全国各地の体験発表や、気象予報士の依田司さんの記念講演、水に関わる各種アクティビティーや見学など、多彩なプログラムが実施されました。

 

28日午後の第2部:「大町「水の学校」で学ぼう 信濃大町の水」のセッションでは、レゾナック・グラファイト・ジャパンを代表して稲田アドバイザーが、「鹿島川と青木湖の水利システムの歴史」と題して発表しました。鹿島川上流から青木発電所・青木湖を経由して大出水路センターに至る水利システムが、水力発電で水を利用するだけでなく、大町市の高瀬川上流地域に、農業用水・生活用水を供給する地域の基盤システムであること、その水利システムを導入した背景など非常に分かり易く解説されており、発表後には何名もの方から、水利システムの目的・地域に対する効果などについて理解が深まったとのご意見を頂きました。

 

先人たちが多くの困難を乗り越えながら築きあげてきた他に例を見ない優れたこの水利システムを、関係団体の皆様と協議・調整しながら、今後もしっかりと維持・管理して行きます。

 

川に学ぶ体験活動全国大会 - 川に学ぶ体験活動協議会 (rac-kawaiku.jp)