当社は、世界最高品質の黒鉛電極とデジタルトランスフォーメーションの推進で他社に無いサービスをグローバルに提供することで、顧客がベストな鉄鋼生産を成し遂げられるビジネスパートナーとして最初に選ばれ、そして選び続けられるような会社になることを目指しています。
2023年1月、レゾナック・グラファイト・ジャパンは、レゾナックグループにおいて、黒鉛電極事業のグローバルな事業体制のさらなる促進を目指し発足しました。レゾナックグループの黒鉛電極事業は、世界3地域(アジア地域、南北アメリカ地域、欧州中東アフリカ地域)でグローバルな生産、販売活動を行うだけでなく、2023年にはデジタルソルーション企業であるメキシコのAMI社を100%子会社化し、包括的なサービス提供が可能な体制を作りました。当社は、アジアビジネスの統括機能を担うとともに、グローバルな黒鉛電極事業のマネジメント機能も担っています。
当社は、自然豊かな長野県大町市において環境に優しい水力発電所と地域の農業用水や防火用水を兼ね備えた水利システムを保有し、1938年より長きにわたり、お客様、お取引先、そして地域の皆様のご支援に支えられながら黒鉛電極の生産・販売の事業活動を行っております。
全世界レベルで地球温暖化への対策が急務となる中、鉄鋼生産におきましては、二酸化炭素排出量が少ない電炉法による鉄鋼生産の今後着実な拡大が見込まれます。黒鉛電極は、電炉法による鉄鋼生産に欠かすことのできない材料であり、最高の品質をグローバルに提供することを通じて、持続可能な経済社会の発展(SDGs)に寄与いたします。
将来変化の読みにくいグローバルな環境下で、従来型の黒鉛電極サプライヤーから、顧客価値に基づくソリューション志向のパートナーへ変化することで より安定した事業の持続可能性を追求してまいります。(モノ売りからコトの販売へ)