人間関係の良さ、
働きやすさが自慢のチーム

黒鉛電極の製造は「成型」という工程からスタートします。私はその工程を担当する現場の主任をしています。当社の強みは品質の高さであり、成型は品質の7～8割が決まると言われる工程なので責任は重大です。

現在は製造に直接関わることはあまりなく、段取りなど、現場を円滑に回すための業務をしています。一口に言えば工場運営ですが、労務管理、生産計画の確認、保守・工事の手配も私の仕事です。特に人事評価はメンバーの生活を左右する一面もあるので、日々現場に足を運んで、一人ひとりの仕事ぶりをしっかりと見るようにしています。

Area1には現在26人のメンバーがいます。リーダーとしてチームづくりで一番心がけているのはやはり安全。その次がチーム内の人間関係ですね。働きやすさに直結しますから。

班長をしていた時代から自分を班長だと意識しないでほしいとメンバーに伝えるなど、風通しの良いチームづくりを心がけていました。部下が増えた今、風通しにはさらに気を配っていますし、幸いメンバーにも恵まれているので、Area1の一番の自慢は人間関係の良好さだと胸を張って言えますね。

ワークライフバランスを
保ちやすい職場環境

Area1に限らず、大町事業所は全体的に和気あいあいとした雰囲気ですね。また、ワークライフバランスを保ちやすい職場でもあり、私自身、2度育児休業を取得しました。上の子は今中学生なので結構前のことですが、そのころから男性の育休取得は自然なことで、周りにも取得する社員がたくさんいました。

現在は大町で家族と暮らしています。私はずっと野球をやってきて、今でも草野球を続けています。二人の息子もシニアリーグとリトルリーグで野球をしていて、週末には家族で応援に駆けつけます。息子たちの活躍や、はつらつとプレーする姿を見るのが、プライベートの一番の喜びです。自分の好きなことに息子たちが取り組んでくれるのがうれしいですし、プロになりたいと言っているので、親としてサポートしてあげたいですね。

生まれ育った松本と比べると、大町はとても静かです。とにかく自然が豊かで暮らしやすいですね。ときどき松本から親戚が訪ねてくるのですが、毎度毎度、山の風景の美しさに驚いています。