グローバルHR統括部 グローバル企画管理統括部
子どもを産み、育てながら、
キャリアアップができる
普照 由梓
Fusho Yuzu
Fusho
普照
Yuzu
由梓
2010年新卒採用 4月入社
製造から輸送まで、重要製品の
輸出業務をすべてコントロール
現在はPINという黒鉛電極同士をつなぐ製品の輸出業務を担当しています。(2023年3月当時)高い技術力を要するPINは、グループ内でも大町事業所でしか製造していません。このグループの重要製品を海外の5つの製造拠点に需要を見ながら分配しています。
私は入社以来、黒鉛電極の輸出業務、なかでも船の手配などの輸送業務を主に担当してきました。輸出の専門知識を身につけて、各所と調整を重ねる業務は自分に合っていますね。得意な英語も生かせますし。
加えて、1年半くらい前から製造に近い生産管理や在庫管理も担当することになり、視野が広がりました。各拠点の需要と安全在庫量を常に把握しながら、この先3~4カ月の大まかな出荷量を調整しています。出口の輸送だけではなく、入口の製造から輸出業務の全体をコントロールできることに大きなやりがいを感じていますね。
育休を取得してもキャリアが
途切れず、成長できる環境
私は3度育児休業を取得し、復職しています。育休は複雑な手続きもなく、取得しやすいですね。男性社員向けの取得キャンペーンを展開するなど、会社としても全面的に育休取得をサポートしている印象です。
育休中には上司が気にかけてくれて、頻繁に連絡をくれました。復職前の面談では、今後どういった働き方をしたいのか、しっかりと話し合い、私の場合は希望をかなり受け入れてもらえました。育休を取得してもキャリアが途切れないのが、この会社で働く大きな魅力です。
印象に残っているのは2度目の復職のときで、時短勤務になるけれども、これまでのキャリアをさらに伸ばしていきたいと希望を伝えていました。同じ業務をしていた同僚が育休に入る時期だったこともあり、上司が輸出業務をすべて任せたい、普照さんならできるからと言ってくれました。
子育て中だから、時短勤務だからできないだろうではなく、任せてくれたことがうれしかったですね。最初は大変でしたが、時短勤務のなかでうまくやりくりして、出荷予測から船の手配、売上計上まで、輸出業務を一人でまっとうできたことで、この時期大きく成長できたと思っています。
仕事と家庭を両立しやすい
制度と職場環境
仕事と家庭の両立のコツをよく聞かれるのですが、個人的には、いい意味で完璧をめざしすぎないことだと思っています。
また、両立をめざすとやるべきことが増えるので、小さなことでもいいから、まず手をつけることを心がけています。
自分の業務範囲外だと思うメールが来ても、とりあえず返信をして、適任者につなぐ。部屋が散らかっていたら、一つでも二つでもいいので、モノを片付けてみる。溜めてしまうと、さらにやる気がなくなるし、仕事だと理解が追いつかなくなるので、第一歩を早くが大事だと思っています。
幸い、この職場は育児短時間勤務とフレックスタイム制を併用できるなど、仕事と家庭を両立しやすい環境です。子どもを送って10時に出社して、16時に退社して迎えに行くこともあります。また、男性女性問わず子育て中の社員が多いこともあり、子どもの急な体調変化で中抜けする人をだれかがカバーするなど、お互いに協力し合っていますね。
現在はリモートワークが増えて、子どもの送り迎えをしても働く時間を確保しやすくなりました。それと職場がオフィスカジュアルを導入したので、子育て服というか、普段の服装のまま出社することもできて、ラクになりましたね。
子育てしながら
成長できる環境だから、
これからもチャレンジを
今の製造から輸送までを網羅する業務には非常にやりがいを感じているのですが、人事異動もあって、今後は製造に近い業務から離れて、輸送業務、もっと言うと、もう少し幅広くロジスティックを扱うことになります。
長く輸送業務に携わってきたので、多少はロジスティックの知見もあるのですが、港湾や海上輸送の知見をもっと深めて、船会社さんや乙仲業者さんとより専門的な対話ができるようになって、仕事の幅を広げたいです。
また、今のキャリアには満足しているのですが、機会があればグラファイト事業以外の別の部署の仕事も経験してみたいです。レゾナックグループは異動が増え、人材のミックスが進んでいる印象なので、こちらの可能性も模索してみたいです。
いずれにしても、せっかく子育てをしながら成長できる環境にいるので、これからも新しいことにどんどんチャレンジしていきたいです。
普照 由梓さんの一日
出社
リモートワーク
- 08:00 子供送り
-
出社がてら隣の駅の保育園にこどもを送り、出社。
- 09:40 出社
-
オフィスに到着。メールは電車のなかである程度チェック。
- 10:00 ミーティング
-
乙仲業者さんと定例の打ち合わせ。
本船booking状況や海上市況について意見交換。 - 10:30 作業
-
輸出に関わる貿易実務。通関書類の確認、本船手配など。
- 12:00 昼食休憩
-
NEW DAYSのおにぎりを片手にメールやチャットに返信。
- 14:30 海外拠点ミーティング①
-
マレーシアの同僚と次月の出荷内容や出荷に関する困りごとについて30分ほど打ち合わせ。
- 16:30 海外拠点ミーティング②
-
スペインやオーストリアなどヨーロッパの同僚と出荷の打ち合わせ。
- 17:30 作業
-
実務や同僚のサポート等AMに終わらなかった業務を行う。
- 18:30 退社
-
その日の内に対応が必要な業務を終えて退社。
- 08:00 業務開始
-
メールチェック、返信。月1でアメリカと出荷の打ち合わせ。
- 09:00 子供送り
-
真ん中の子を幼稚園バスの停留所まで送って戻る。
- 09:30 one x one
-
上司に進捗報告&業務上の困りごとを相談。
- 10:00 作業
-
輸出に関わる貿易実務。通関書類の確認、本船手配など。
- 10:30 打ち合わせ
-
事業所にいる同僚と出荷内容について確認。
- 12:00 昼食休憩
-
夫が在宅の場合は一緒に食べる。
- 13:00 打ち合わせ
-
プロジェクト関連の打ち合わせで、新システムでの作業内容等について関係者と確認。
- 15:00 作業
-
出荷数量や船積時期の確認。小学生の子供が帰宅するので業務をしつつ、宿題の音読を聞く。
- 17:00 一旦終業
-
下の子を保育園に迎えに行く。そのままお風呂、夕食と続く。
夫と家事を分担し9時には子供が就寝できるようにする。 - 21:30 業務再開
-
時短の枠で対応しきれなかった業務については子の就寝後に対応。